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うちわであおぐことの効果や、涼しくなるあおぎ方について解説

うちわであおぐことの効果や涼しくなるあおぎ方について解説

「うちわであおぐことで本当に涼しくなっているのか?」と考えたことはありませんか。熱を軽減させて体温を下げるためにあおいでいるものの、あおぐためには手や腕を動かす必要があります。このコラムでは、うちわであおぐことで体温を下げることができるのかを考えていきます。

うちわであおぐことの効果

夏を感じさせるような、うちわと蚊取り線香とお茶の画像

うちわであおぐことには、体内の熱を軽減させて体温を下げるという意味があります。

しかし、あおぐことは筋肉運動ですので身体から熱が発生します。涼しくなるためにうちわを使うのに、そのために熱を発生させているなら本末転倒なのではないかと思う人もいるでしょう。

結論から行くと、うちわであおぐ事は「効果が期待できる」といえます。

人間が何もしないでじっとしているとき、およそ100ワットのエネルギーを消費します。一方で、うちわであおぐときに生み出されるエネルギーは1ワットほどといわれています。

うちわであおぐことで、人間が消費するエネルギーは少し増えますが、あおぐことで周辺の空気が循環し、増えた分のエネルギーを上回る涼しさを生み出すことができると言われています。

うちわで涼しさを生み出す仕組み

緑の葉が生い茂った夏の公園

次はうちわであおぐことでどのように「涼しさ」が生み出されているかを調べてみましょう。

人間の体の表面には、数ミリ程度の空気の層があります。この体表面の空気の層は動くことのない「境界層」とよばれているものです。実際、人間の周りの空気が動くのは境界層の外側でのことです。

しかし、この「境界層」を薄くすることで涼しさを感じることができるとされています。境界層の「外側の空気」が速い速度で動くほどに境界層が薄くなる=熱が下がる=涼しくなるという原理です。

うちわであおぐことによって発生する熱量は微々たるもので、あおいで空気を素早く動かすことで熱が下がるという仕組みになっています。

涼しさを感じられるようなうちわのあおぎ方

涼しさを感じやすいうちわのあおぎ方

うちわはあおぎ方を工夫することで、涼しさを感じやすくなります。
具体的には以下の2つを意識するとよいでしょう。

  • ゆっくりとあおぐ
  • 下から上に向かって大きくあおぐ

大きくゆっくりとあおぐことで、一度に多くの風を送りやすくなります。また、下から上にあおぐことで、下に蓄積している冷たい空気を循環させやすくなります。
冷たい空気を利用し、一度に多くの風を循環させることが、涼しさを感じやすくする秘訣といえるでしょう。

まとめ

うちわであおぐことは熱を発生させづらく、体の周りの空気の層を循環させることで涼しくなるという効果が期待できます。大きくゆっくりと、下から上にあおぐことで、効率よく風を循環させて涼しさを感じやすくなります。コラムを参考にうちわの涼しいあおぎ方を試してみてください。